とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

茶果 焙煎したての珈琲を飲んでみたかった

 珈琲は1日2杯しか飲まないが、その代わりにできるだけ香りの良い珈琲を飲みたいと思っている。以前は、ここぞという時の珈琲は福岡市中央区六本松にあった三和珈琲館に買いに行っていた。しかし、2019年12月25日に六本松店は閉店となり、自動車で20分近く離れた前原に移転してしまった。次のMy珈琲店はどこにしようかと考えて西新商店街をうろついている時に気になる珈琲店があったので入ってみた。

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 店内に入った正面には、20種類ぐらいの豆が並ぶ。

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 近づいてよく見てみると、ディスプレイされているのはすべて生豆。

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 品種ごと、地域ごと、農場ごとのシングルオリジンの生豆が並んでいる。

 中にはブレンドもあるが、ほとんどはシングルオリジン。

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 店長さんと思われる方に、インドネシアのスパイシーな豆を少し甘みを感じるように焙煎して、と頼んだら、生豆をスコップですくって焙煎機に投入して、焙煎が始まった。

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 焙煎機の中でコーヒー豆が踊っているのが見える。

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 出来上がりがこれ。インドネシアのゴールド・トップマンデリン。甘みを感じられるように、焙煎時間を少し短くしたとのこと。

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 焙煎直後は豆に含まれる炭酸ガスが多すぎて味が安定しないからダメだと言われたこともあるが、それでもいいから焙煎0日、1日、2日、3日と、変化していく珈琲を味わいたかった。目の前で焙煎してくれるって、いいね。生豆の状態もこの目で確認できる。こんな珈琲店に巡り会いたかった。

 家に帰って保存容器に移し替えた。この瞬間の香りが堪らなくいい。

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 ミルに10gの豆を入れて自分で挽く。香りが漂ってくる。

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 挽いた直後の珈琲がまたいい香り。

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 温めたカップにセットしたフィルターに入れる。

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 85℃ぐらいのお湯をすこしだけ注いで蒸らしを開始。豆の中からブクブク気泡が発生する。馥郁とした香りが部屋中に漂う。

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 30秒ほど待って抽出開始。香りは最高潮。

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 できあがった珈琲も香りが高く、フルーティーで美味しかった。焙煎直後の珈琲でもこんなに美味しい。明日はどんな味に変わるか楽しみだ。珈琲は生鮮食品だ。基本的には新しいものが美味しいというのが道理だろう。いつ焙煎したか分からない珈琲よりは、若すぎたとしても目の前で焙煎した珈琲の方を選びたい。

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 その後は、飲みきると次の珈琲を買いに行くようになった。

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 珈琲の味は依然としてさっぱり分からないものの、とりあえず端から端まで試してみて、自分に合っていると感じた珈琲を中心にMy珈琲にしていこうと思う。